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連載 
株式会社布引製作所のルーツ

東京営業所、拡充! 同じ新宿区内に移転!

2015年3月の本社新工場設立と時を同じくして浮上したのが東京営業所の移転の話です。
東京営業所の歴史は意外と古く、昭和30年代には出張所として業務を行っていました。1982年に現在の新宿区新宿に移転しましたが、机と電話とパソコンを配置した、実に小さなスペースで、東京という大きな商圏の中にあって、お客様をお迎えするスペースもありませんでした。営業所としての機能のみですから、当然ながら神戸本社や二見工場のように製品サンプルをお客様にお見せするにも難しいものがあります。
本社とは会議用システムで連携しており、定期的な合同会議などは行っていましたが、本社の営業スタッフが例えば展示会出展などで東京に訪れた際には、どうしても手狭感が否めませんでした。
東京営業所

東京営業所

東京営業所事務所内

東京営業所事務所内

東京営業所会議室

東京営業所会議室

そんな中、少しずつ東京をはじめ関東圏のお客様も増えていき、東京営業所も見直そう、という話が持ち上がったのです。2015年9月16日、布引製作所の創立記念日と同じ日に移転した新事務所は、立地的には元の場所から徒歩で約3分ほどしか離れていませんが、スペースが格段に広がりました。
お客様をお迎えすることのできる商談ルームは、本社とのテレビ会議に場合によってはお客様にもリアルタイムにご参加いただける会議室と兼用に、そして様々な製品サンプルを展示したショーケースコーナーを設置。実際の製品を手にとってご覧いただきながら、打ち合わせや商談を進めることができるので、遠く離れていても製品に対するお客様の安心感を得ることができると感じています。
ここを拠点に、ますます商圏エリアが広がっていくことが実感できる東京営業所。その存在は、布引製作所の未来に、新しい光をもたらしてくれているのです。

ここに掲載してきた『布引製作所のルーツ』はそれでもまだごくごく一部で、今現在、ご紹介できるお話です。布引製作所では世に知られていない、知られてはいけない企業秘密や個別のノウハウをかかえた製品の製作を、日本はもちろん海外からも引き受けています。その技術力をもっとアピールしたいと思う反面、この門外不出のノウハウをかたくなに守り続けることが各社様からの信頼を得ることであり、布引製作所の存在理由(raison d’etre)でもあるのです。

数年後、明らかにしても良いお話ができましたら、また掲載していこうと思います。